進撃の巨人は全何話?アニメ完結編までの全話数と見る順番を完全網羅
2013年4月の放送開始から10年の歳月を経て、2023年秋に歴史的なフィナーレを迎えたアニメ『進撃の巨人』。世界的な社会現象を巻き起こした本作は、制作スタジオの移籍や「The Final Season」の複数回にわたる分割放送、さらには「スペシャル版」と「各話版」の併存など、その放送形態の複雑さゆえに「結局、アニメは全部で何話あるのか」「どの順番で見るのが正解なのか」と戸惑う声が後を絶ちません。
原作漫画が単行本全34巻・全139話で完結を迎えたのち、アニメ版はどこまでを描き切ったのか。本稿では、大手エンタメメディアのデスクとしてアニメ・出版業界を10年以上にわたり取材し続けてきた筆者が、全エピソードの正確な内訳から原作コミックスとの対応関係、制作陣の舞台裏、さらには2026年最新の配信状況までを徹底的に整理・解剖します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:アニメ本編は各話版で数えると全94話、スペシャル版カウントでは全87話+大型特番2本で原作最終話まで完全映像化。
- 要点2:「The Final Season完結編」は放送時のスペシャル版と配信用の各話版(全7話)が存在し、主題歌を楽しみたいなら各話版、映画感覚ならスペシャル版が推奨。
- 要点3:外伝にあたるOAD(全8話)の中でも、リヴァイの過去を描く『悔いなき選択』は本編鑑賞の解像度を劇的に高めるため必見。
【アニメ完結 詳細まとめ】全何話まである?エピソード数と放送形態の全貌
アニメ『進撃の巨人』をこれから一気見しようとする方が最も直面しやすい疑問が、進撃の巨人 アニメ 全何話あるのかという点です。結論から述べますと、テレビシリーズ本編のエピソード数は、視聴するプラットフォームの仕様によって全94話、もしくは全87話+スペシャル2本という2通りの数え方が存在します。
この差が生じた最大の要因は、物語のクライマックスを描いた「The Final Season 完結編」の特殊な公開形態にあります。2023年にNHK総合で初放送された際、完結編は「前編(約1時間)」「後編(約85分)」という映画並みの長尺スペシャル枠としてオンエアされました。これが「スペシャル版」と呼ばれる形態です。
一方で、その後に各動画配信サービスや再放送向けに展開されたのが、通常のテレビアニメ枠(各約25分)に再編集された「各話版」です。この各話版において、前編は第88話〜第90話(計3話)、後編は第91話〜第94話(計4話)としてナンバリングされたため、第1話から連続したカウントで全94話という公式ナンバーが完成しました。
さらに、原作コミックスの限定版特典として制作されたOAD(オリジナル・アニメーション・DVD)が全8話存在します。これらを含めると、アニメ『進撃の巨人』に関連する主要な映像エピソードは合計102エピソードに上ります。本編だけであれば「全94話(または87話+特番2本)」と把握しておけば間違いありません。
【シーズン別 話数内訳】原作漫画の何巻何話まで?データで読み解く対応表
アニメシリーズがこれほど長期にわたり高評価を維持できた背景には、原作のストーリーテリングを尊重した丁寧なシリーズ構成があります。以下の比較表では、進撃の巨人 アニメ シーズン別 話数内訳と、それぞれが進撃の巨人 アニメ 原作漫画 何巻何話まで描いているのかを客観データとして整理しました。
| シリーズ・区分 | 話数内訳(通算話数) | 対応する原作漫画(巻・話) | 担当スタジオ・主な特徴 |
|---|---|---|---|
| Season 1 | 全25話(第1話〜第25話) | 第1巻第1話 〜 第8巻第34話 | WIT STUDIO/立体機動装置のアクションが世界的話題に |
| Season 2 | 全12話(第26話〜第37話) | 第9巻第35話 〜 第12巻第50話 | WIT STUDIO/獣の巨人の登場と同期メンバーの秘密発覚 |
| Season 3 Part 1 | 全12話(第38話〜第49話) | 第13巻第51話 〜 第18巻第72話 | WIT STUDIO(NHKへ移行)/王政編。壁内の権力闘争と謎 |
| Season 3 Part 2 | 全10話(第50話〜第59話) | 第18巻第73話 〜 第22巻第90話 | WIT STUDIO/ウォール・マリア奪還作戦と地下室の真実 |
| The Final Season Part 1 | 全16話(第60話〜第75話) | 第23巻第91話 〜 第29巻第116話 | MAPPAへ継承/マーレ編開幕。世界観と作風の大転換 |
| The Final Season Part 2 | 全12話(第76話〜第87話) | 第29巻第117話 〜 第32巻第130話 | MAPPA/地鳴らしの発動と終末へのカウントダウン |
| 完結編(前編・後編) | 各話版:全7話(第88話〜第94話) SP版:中編+長編(計2本) | 第33巻第131話 〜 第34巻第139話(最終話) | MAPPA/劇場クオリティの作画。原作の加筆部分まで網羅 |
表から明らかなように、アニメは2021年4月に完結した原作漫画全34巻の結末までを一滴も余すことなく描き切って完結しています。途中でオリジナルの展開に逃げることなく、原作者・諫山創氏の監修のもとで台詞のニュアンスや戦闘描写がブラッシュアップされており、映像作品として極めて純度の高いメディア化が達成されました。
【スペシャル版vs各話版】完結編の構成差とMAPPA制作陣が挑んだ執念の真相
「完結編を見る際、スペシャル版と各話版のどちらを選べばいいのか」という問いは、視聴者の間で最も頻出するトピックの一つです。進撃の巨人 各話版 スペシャル版 違いを端的に言えば、「一気見の没入感を取るか、主題歌と固有のオープニング・エンディング映像を取るか」の二択となります。
スペシャル版は、前編(約61分)と後編(約85分)として映画館さながらのシームレスな体験ができるよう音響・幕間が調整されています。途中にオープニングやエンディングが挟まれないため、地鳴らしの恐怖と終盤の怒涛の展開に完全に没入したい方に最適です。なお、2024年11月にはこの2本を145分の長編劇場版として再構築した『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』が上映され、音響を5.1chサラウンドへと昇華させたことで大きな興行収入を記録しました。
一方の各話版(第88話〜第94話)は、約25分の通常エピソードフォーマットに分割されたものです。最大の見どころは、スペシャル版には収録されていないLinked HorizonによるOPテーマ『最後の巨人』と、ヒグチアイによるEDテーマ『いってらっしゃい』、そしてそれに合わせた新規アニメーション映像が毎話挿入されている点です。制作陣が各話の引き(クリフハンガー)を緻密に計算して編集し直しているため、毎週の放送を追っていた当時の興奮をそのまま追体験できます。
また、なぜこれほどまでに放送スケジュールが細かく分かれ、完結編が長期にわたったのか。その背景には、進撃の巨人 最終回 放送日 経緯と進撃の巨人 MAPPA 制作陣 評判に直結する生々しい現場の事情がありました。
Season 3終了時、WIT STUDIOが制作からの降板を決断した際、膨大な作画コストと社会的プレッシャーから受け手が見つからず、プロジェクト凍結の危機すら囁かれました。その火中の栗を拾ったのがMAPPAでした。当時、林祐一郎監督をはじめとする制作チームが直面したのは、数百体におよぶ超大型巨人の進撃描写と、終尾の巨人の骨格、そして縦横無尽に飛び交う立体機動戦闘という、アニメーションの常識を逸脱した作画密度でした。
NHKのドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』等の取材でも明かされた通り、林監督やアニメーター陣は限界を超えた作業量を前にして、クオリティを犠牲にしないための唯一の選択肢として「スケジュールの細分化」を選びました。ネット上では度重なる分割に対して「終わる終わる詐欺」といった愛憎入り混じる揶揄も一部で見られましたが、完成した映像の超絶的な作画クオリティと魂を削った演出は、そうした雑音を完全に沈黙させ、結果として世界的な大絶賛へと昇華したのです。

【最短で迷わない】進撃の巨人を見る順番|OAD・OVAを見るべき明確な理由
全94話というボリュームを前に、「何から手をつければいいのか」と迷う初心者は少なくありません。基本的には公開順(時系列順)通りにSeason 1から追うのが唯一絶対の正解です。本作は張り巡らされた伏線と叙述トリックが物語の核となっているため、途中のシーズンからつまみ食いすると面白さが半減してしまいます。
ここで重要なのが、進撃の巨人 アニメ 見る順番におけるOAD(オリジナルアニメ)の組み込み方です。「本編だけ見ればいいのでは?」と考えがちですが、進撃の巨人 OAD OVA 見るべき理由は、物語の核心に関わる超重要エピソードが含まれている点にあります。
推奨するパーフェクトな視聴ルートは以下の通りです。
- Season 1(第1話〜第25話)
- OAD『イルゼの手帳 ―ある調査兵団員の手記―』(※第3.5話相当。巨人が言葉を発する衝撃の事実が描かれ、後の伏線になるためSeason 1直後の視聴を推奨)
- OAD『悔いなき選択(前編・後編)』(※リヴァイ兵士長とエルヴィン団長の出会いを描いた公式スピンオフ。Season 3以降のリヴァイの心情理解に不可欠)
- Season 2(第26話〜第37話)
- OAD『Wall Sina, Goodbye(前編・後編)』『Lost in the cruel world』(※アニとミカサの内面を掘り下げるエピソード)
- Season 3 Part 1 & Part 2(第38話〜第59話)
- The Final Season Part 1 & Part 2(第60話〜第87話)
- The Final Season 完結編(前編・後編 / または第88話〜第94話)
特に『悔いなき選択』は、なぜリヴァイが人類最強と呼ばれながらもエルヴィンの判断に絶対的な信頼を寄せるのかという精神的支柱を描いており、これを見ているかどうかでSeason 3 Part 2のクライマックスにおける感情の揺さぶられ方がまるで違ってきます。初見プレイであっても、最低限『イルゼの手帳』と『悔いなき選択』の2作品はスキップせずに視聴することをおすすめします。
【実態検証】配信はどこで見れる?全話ネット配信サービスの比較と選び方
現在、進撃の巨人 アニメ 配信 どこで見れるのかを探している方に向けて、主要プラットフォームの配信状況を調査しました。2026年現在、進撃の巨人 アニメ 全話 ネット配信は複数の大手定額制動画配信サービス(SVOD)で広くカバーされています。
ただし、サービスによって「本編のみ」「OADを含む全エピソード対応」「スペシャル版のみか各話版の選択が可能か」といった微妙な差異が存在するため注意が必要です。
- DMM TV / dアニメストア:アニメ作品に特化しており、月額料金を抑えつつ本編全話およびOAD全8話を完全に網羅しています。コストパフォーマンス最優先で一気見したい方に最も適しています。
- U-NEXT:テレビシリーズ本編、OADはもちろんのこと、見放題作品数が国内最多クラス。原作漫画も同じアプリ内で購入・閲覧できるため、アニメと原作のコマの細かな違いを並行して確認したいコアなファンに最適です。
- Amazon Prime Video / Netflix:すでに会員登録しているユーザーであれば追加料金なしで本編を視聴可能です。ただし、OADの配信ラインナップが時期によってレンタル扱いになっている場合があるため、スピンオフまで一括で観たい場合は事前のラインナップ確認が推奨されます。
配信形態としては、多くのプラットフォームで「各話版(全94話)」がメインストリームとして採用されていますが、一部サービスでは「完結編スペシャル版」もアーカイブ配信されています。ご自身の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

【プロの結論】なぜ『進撃の巨人』は伝説となったのか?おすすめする人・しない人の判断基準
アニメ史において、これほど壮大かつ過酷な物語が原作の着地そのままに、一切の妥協なく最後までアニメ化された事例は極めて稀です。10年に及ぶプロジェクトが成功裏に終わった本質は、単なる作画技術の高さだけでなく、「個人の自由」と「集団の正義」、そして「加害と被害の連鎖」という人類普遍の重厚な命題を、エンターテインメントの枠組みで極限まで突き詰めた点にあります。
エレン・イェーガーという主人公の行動原理は、昭和・平成期のアニメに見られた勧善懲悪のヒーロー像を根底から解体しました。心理学的な観点から見れば、彼が囚われ続けた「壁の外の自由」への渇望は、時に自己と他者の境界線を融解させ、周囲を巻き込む破壊的な衝動(タナトス)へと変貌していきます。視聴者は物語が進むにつれ、「正義の味方への感情移入」から「自らの内に潜む差別心や暴力性との対峙」を迫られることになります。この精神的な負荷の高さこそが、本作が世界中で熱狂を生み、同時に激しい議論を巻き起こし続けた構造的要因です。
本作を強くおすすめできる人
- 緻密に張り巡らされた伏線回収を味わいたい人:第1話のタイトル『二千年後の君へ』から最終話『あの丘の木に向かって』に至るまで、すべての台詞やカットが無駄なく結びつく快感は他の追随を許しません。
- 世界水準の圧倒的なアクション作画・音楽を体感したい人:WIT STUDIOによるケレン味あふれる立体機動戦闘と、MAPPAによる重量感のある巨人格闘、そして澤野弘之氏・KOHTA YAMAMOTO氏による劇伴音楽の融合は、日本アニメーションの到達点と言えます。
- 安易なハッピーエンドではない、深遠な人間ドラマを好む人:立場が違えば正義も変わるという現実の残酷さを直視したシナリオに没入したい方には、生涯忘れられない作品になります。
視聴に際して慎重になるべき人
- 過激な流血描写・ゴア表現が著しく苦手な人:巨人による人間の捕食や凄惨な戦争描写が生々しく描かれます。耐性がない方には精神的ショックが大きい可能性があります。
- スカッとする勧善懲悪の爽快感を求めている人:「悪を倒してすべてが円満解決する」という結末を期待すると、物語が提起する救いのない現実感や苦層の選択に強いストレスを感じてしまう恐れがあります。
【進撃 の 巨人 アニメ 何 話】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:アニメ『進撃の巨人』は全何話で完結しましたか?
A1:本編は各話版のナンバリングで数えると全94話で完結しています。テレビ放送時のスペシャル枠で数える場合は「全87話+完結編スペシャル2本(計89エピソード)」となります。さらに原作特典等のOADが全8話存在します。
Q2:アニメと原作漫画で結末やラストシーンに違いはありますか?
A2:大筋の結末は原作漫画(単行本第34巻)と全く同じです。ただし、アニメ最終回(完結編後編)では、原作者の諫山創氏の希望により、エレンとアルミンの対話シーンの一部台詞がより心情に即した表現へと微修正され、単行本巻末に描かれた加筆描写もエンドロールを通じて極めて丁寧に描かれています。
Q3:ファイナルシーズン完結編の「各話版」と「スペシャル版」の内容にカットなどの違いはありますか?
A3:本編映像のカットや削除はありません。各話版はテレビ枠に合わせてオープニング(主題歌『最後の巨人』)とエンディング(主題歌『いってらっしゃい』)を追加し、エピソードごとに区切ったものです。ストーリー自体の欠落はないため、どちらを視聴しても物語の理解に影響はありません。
Q4:劇場版の総集編だけを観ればテレビアニメを観なくてもストーリーは理解できますか?
A4:総集編劇場版は各エピソードの要点を凝縮していますが、細かな伏線やキャラクターの心情描写、サブキャラクター同士の対話などが大幅にカットされています。本作の真髄である「散りばめられた伏線」を堪能するためには、劇場版ではなくテレビシリーズ本編(全94話)を最初から通して視聴することを強く推奨します。
まとめ:10年の歴史を刻んだ金字塔を今こそ体験するために
アニメ『進撃の巨人』は、Season 1の第1話からThe Final Season完結編の第94話まで、10年の歳月をかけて原作の結末までを完璧に描き切った、アニメ史に残る不滅のマスターピースです。
放送形態の複雑さに身構えてしまう方も多いかもしれませんが、「全94話を順番通りに追う」「OADの『悔いなき選択』を途中に挟む」という基本ルールさえ押さえておけば、迷うことなくその深淵な物語世界に没入できます。世界中の視聴者を震撼させたあの衝撃と感動を、ぜひご自身の目で確かめてみてください。 (出典: 進撃 の 巨人 アニメ 何 話(Yahoo!ニュース))